【番外編】デザイン思考を学ぶワークショップを開催

あすよみ発起人のマサです。

2019年9月27日、愛知県豊田市にある「とよたecoful town」にて、某自動車会社の社員向けに「デザイン思考」をテーマとした本を使ったワークショップを開催させていただきました。

本ワークショップは、幹部社員研修の1コマとして企画されたものです。

研修のコンセプトに「他流試合」というキーワードがあったことから、各部門から集められた幹部職12名に加え、富士通グループからも数名がテーブルに混ざる形で参加。

言葉は異なりますが、あすよみが掲げる「越境学習」の場となったのです。

私の方から、あすよみの活動について簡単にご紹介した後に、本を使ったワークショップをスタート。

開始直後から、下の写真のように新しいやり方を取り入れるチームが現れるなど大盛り上がり。想像以上に協力的な方たちばかりで、「遊び」と「学び」が融合するクリエイティブな環境が生まれていたのではないでしょうか。

終了後に実施したアンケートの結果をみると、「今回のワークショップはいかがでしたか?」の設問に対して、6段階評価で、全員が満点の「とても良かった」と回答。その理由として、

  • 複数の本のキーポイントを知ることができた。また手法を体験できた。
  • 楽しく、前向きに取り組めた!盛り上がった!
  • 学びが多かった
  • 楽しくできた。多様な意見が聞けて視野、視点の違いを感じ、デザイン思考そのものに興味が強くなりました
  • 新たな気づきがあった
  • 気づき新しい発見があり刺激的な半日でした
  • 新しい読書スタイルで想像以上に理解が深まり良かったです
  • 本を読むより理解が進んだと思う
  • 本を読むこと/意見を交換することがこれほど深いものとは…感動

といったコメントが寄せられていました。ワークショップのガイド役としてとても嬉しいですね。

また、今回のテーマである「デザイン思考」についても、アンケートの結果から

  • 課題に対し、多面的に案を出すことは特に取り入れたい
  • 思いつき大切に、共有、ためる、そして増幅させる、クリエイティブ
  • 人間中心の考え方、手を動かして考えること
  • デザイン思考=思考+行動のセット、難しく考えずに見たもの感じたものを言葉にすることから始める
  • 新しい物・事をつくり出すための1つの手法を学べた。大きい組織を動かすためには共有・共感できる目標の設定とそのための行動が大事
  • 多種多様な意見や考えを尊重する(受容)
  • 多様性/正解を求めない/受容性/何のため、目的を考える
  • デザインはゼロ→クリエイトするものと思いこんでいたが、とても身近に感じられ、やってみよう

など多くの気づきや学びがあったことが伝わってきました。

ワークショップ終了後に、「読んだ本に興味が沸いた」とか「明日読みます」といった声も聞こえていました。

フォトレポート

以下、ワークショップの様子を一部ですが写真でお伝えします。

※本サイトへの掲載は許可をいただいております(本を使ったワークショップ以外の場面は割愛)。

関連情報

今回、会場をご提供いただいた「とよたecoful town」は、国からSDGs未来都市として選定されている豊田市が2015年にオープン。
次世代の先進技術を集約し、持続可能な社会の実現に向けた取組みを紹介する全国初の施設です。「ミライのフツーをつくろう」をテーマに、様々な分野の最先端技術をいち早く体験できます。

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